鋼板欠損探査装置 SHEED

超音波で金属板のきず・錆を探査
ドラム缶・支柱・ダクトなど、内面腐食探査が困難な物の調査に。

sheed
「SHEED」は横波超音波の一種であるSH波を利用して、厚さ6mm以下の薄鋼板のきずや錆等の腐食を調査する装置です。

超音波を発生させる探触子を鋼板に当ててSH波を入射すると、鋼板に沿って伝播し、腐食部分で反射されて戻ってきます。

反射波の有無によって腐食が確認でき、反射波が戻るまでの時間と薄鋼板の音速の関係から、腐食までの距離が確認できます。

(NETIS登録番号:KT-180106-A)

SHEEDの特長

       特長 1  きず・錆の有無を短時間で確認
       特長 2  金属板の表面・裏面を同時に探査
       特長 3  金属であれば材質を問わず探査可能
       特長 4  コンパクト設計・バッテリー駆動で持ち運び簡単
       特長 5  ダイレクトキーで直感的な操作
       特長 6  測定データを500万件以上保存可能

 ※ ドラム缶の外側に探触子を当てると、内側の腐食も確認可能

製品仕様

入力電圧

AC100~240V、バッテリー駆動時間8時間

消費電力

50VAmax

繰り返し周波数

10Hz~20KHz

送信電圧

75~275V(5Vステップ)

帯域

0.5~30MHz

動作温度

-10~50°C

寸法

W224 × D188 × H37mm

重量

1.28kg

※ 探査距離は探触子から約1mです。板厚が6mm以上の場合は、探査距離が短くなります。 塗装の厚みによっては探査できない場合があります。